ベッカムから学んで欲しい

正式にベッカムアーセナルでトレーニングすることが決まりました。毎日ではなく時々ですがファーストチームやリザーブの選手達とトレーニングするんだそうです。
そこでベンゲルがこんなことを。

ベッカムは常にマネージャーに対して、例えファーストチームから落とされたときでも、敬意を示していました。馬鹿げた甘やかされた感じで表に出しませんでしたね。
世界で私達のような大きさのクラブで若い選手達に私達のようにチャンスを与えるクラブの名前を挙げてみてください。うちは若手選手たちにとってはパラダイスなんですよ。たいていは大きなクラブではチャンスが来るのに26,27くらいまで待たないといけないんです。レアルやミランへ行って若手の選手達はいつプレーするんでしょうね。
契約書にサインをする時に誰も頭に拳銃を突きつけたりしないんですよ。誰も私に無理やり契約書にサインしろなんて言いませんでした。私は58歳です。契約をして一度だって私は「なんか難しい時期に入ってしまったから辞めたい」なんてことを言ったことはありません。
大きなクラブで競争があることを人々が驚くことが私には理解できません。別の大きなクラブへ行ったところで同じような競争があるわけです。勿論プレーできない選手達のフラストレーションはわかります、でも最終的には私はクラブにとって一番のことをするわけです。それが自分の1番の責任なんですからね。ここは幼稚園ではなく大人の仕事なんです。強い人の仕事で、力強く残る人はいつだってチャンスがあって出てこれるんですよ。ディアラは大きなクラブに入れるだけの才能があるんですよ。大きなクラブにいるわけですから。今のところプレーしていませんが戦い続ければプレーできるんですよ。

ディアラだけじゃなくすべての若手選手へのメッセージだね。

どうするかは本人次第

ベンゲルレーマンさんのことについても語っています。(リンクはディアラの話と同じ)

レーマンの状況ってのはまったく違います。もし私が彼に残って欲しいといったら残るでしょう。だけど彼は5,6年うちでプレーして、38歳でこれがヨーロピアン・チャンピオンシップでプレーする最後のチャンスなんです。私はそのチャンスをだめにしたくないんですよ。
イェンスはまだどうするか決めていません。しかし今と状況が変わらないのであれば「僕がヨーロピアン・チャンピオンシップでプレーするチャンスは他のクラブでプレーする事だ」って言うでしょう。そうしたらそのために彼を助けますよ。

つまりベンゲルは「状況がよくなるかどうかの保証はない。自分でどうするか決めたほうがいいよ」ってのを言いたいんだろうなあ。