ボールトン 1 - 0 アーセナル

正直驚きもしないこの結果。勿論理想的にはFAカップにまた優勝できたらいいなあって思います、当たり前ですが。試合を観る直前まで「何故ベンゲルはカーリングカップにファーストチームを入れて、FAカップを若手でうめるんだ？」って思ってました。
でもよーく今現在のアーセナルのリーグでのポジション、そしてなんとしても次のシーズンもCLにってのを考えると、その「何故」の答えは簡単だなあと。
ベンゲルがはっきりと言ったように今現在の最優先はリーグ戦なわけですよ。どうしても4位にははいらなきゃいけない。そして次はCL。上手く次を切り抜けられればひょっとしたら．．．の淡い期待（これに関しては私は全く期待してないわけですが）。
そしてカーリングカップは次が決勝で1試合しか残っていない。が、FAカップは先が長い。一応CLとの絡みも考えるとこれ以上怪我人を出してリーグ戦に支障を出したくない。ってことでやはりベンゲルの「FAカップには．．．」ってのは現状を考えると正しい決断だったんだろうなあと。



まあまたアウェーでの敗北なわけですが、（前半はもー勘弁して！って感じだったけど）後半はエバトン戦を考えると皆が、まあ悪いところはそれぞれありはしたけど、必死で頑張りを見せてくれたし、個人的にはディアビがすごいよかったし（初期のヴィエラっぽい雰囲気がちらほらとしていたような．．．）（あ、あともうひとつ。この調子でディアビがぐんぐんよくなると、セスクやジウベウトは自分の座を真剣に心配しなきゃいけないんじゃないかと．．．）、ヒル･ウッド会長から疑問視されているソルやフレディーも前よりもよくなってるし、ギルバートもよくやってたしってことで結果的にはがっかりではあるけど、アウェーでよくなった面もみられるのでまあいいかと。
ベンゲルが試合後の選手達のリアクションを語っているんですが

あれは私達のアウェーのなかではよかった試合のひとつなので選手達にはきつかったようです。正しいスピリットですべてのボールをなんとかしようとしてましたから。私の意見では素晴らしい将来をもった何人かの選手をあの試合でみたんじゃないかと思います。

この悔しさとかが次につながるといいねえ。
とりあえずこれでリーグ戦とCLに集中できるわけだから頑張って欲しいです、本当に。