大人になりました!

「自分は成長した」と誇らしげに語るロビン

皆が僕が横柄な態度の奴だって言うのはわかるよ。ちょっと前にテレビで自分が歩いてるところを観て「なんか感じの悪い姿勢だよな。歩き方を変えられないもんかなあ」って思ったんだ。だから僕を横柄だって思う人を責められないね、だって自分で自分のことをそう思ったんだからね。
僕にとって完璧な見本になる選手がいるんだ。ワールドカップでドイツにいた時フランチェスコ・トッテイを見て思ったんだよ「すっげー態度の悪い奴!!」ってね。
で、その後夏休みをとったときにトッティの友達に会ったんだけど、彼が言うにはトッティは自分の給料の2/3をチャリティーに寄付してるんだって。それを聞いてから他の人に対する考え方ってのを変えるようになったんだ。
僕の態度ってのは僕の性格を表したりはしないんだ。まるで自分がすごく成長してすべての面で大きいな一歩を踏み出したように感じるんだ。成功するためにはどうしなきゃいけないかってのが今は分かってるし、前向きに考えてるんだよ。
3,4つのクラブがタイトルに向けて頑張っているんだけど、アーセナルもそのひとつだよね。僕らがチャンピオンになれるって完璧に信じてるよ。昨シーズンはリーグ戦最後の日にCLが決まって嬉しかったけど、もうそれは今のゴールじゃないからね。僕らはトップに向けて頑張るんだ、うちのチームはそれが出来るって思ってるね。
それからもっと安定した選手になりたいな。もっとゴールかアシストがしたいんだ。
自分の姿勢を持ってクラブにやってくる若手の選手たちってすごいよね。まあ振り返ってみると自分もそうだったんだよね。そして何がよくて何が悪いのかってのがわかる時がきたんだ。前よりもずっと穏やかになったね。僕は若手の選手たちと話さないんだ、だってそれが何の助けにもならないってのを知ってるからね。成長するってのは...なんか説明できないものでしょ。ただ受け入れなきゃいけないって言うかさ。
(イギリスでの生活について)
イングランド、とくにロンドンは、特にいい影響を与えてくれたね。最初は皆がなんて丁寧なんだって驚いたね。だけど過去2年外国に暮らして僕の生活が豊かになったね。
(デニスの引退について)
デニスが引退したってのをなかなか受け入れられないんだ。残念だよ、だってデニスは僕がアーセナルに移籍した初めの瞬間からすごく重要な存在だったからね。20年もの間トップレベルでプレーしていたんだから彼の下した決断ってのはわかるけどね。20年もトップでプレーしてると自分だけじゃなく家族もある意味犠牲を強いられるからねえ。


ワールドカップでの敗退は本当に大きなショックだったけど、今は気持ちも切り替わったし、強くなったし、新しいシーズンの心構えはできてるよ。

なんかロビンって単純だなあ(笑)。でもヴィラ戦でサブだった時なんか妙に機嫌が悪そうに見えたけど...??(笑)
ゴールかアシストなんて謙虚なこと言わずにゴールもアシストもたくさんして欲しいものです。