テオのインタビュー

日曜日の新聞に載ったこのインタビュー。ながーいです。
テオは先週の火曜日に運転免許が取れたようで、このインタビュアーにも引き取ったばかりの新しい車を見せびらかしたくってしかたなかったそうです。
「エンジンの音聞きたい?」って言ってエンジンを掛けるテオ。「座ってみてよ。この車の座席どう思う?」
ちなみにテオの車はVWゴルフ。標準的な選手の車に比べるとそんなに高価なものじゃないらしですね。私は車の事に関しては全くわからないのですが。
そしてまだ新しい車だからってのもあるんでしょうが、中はきれいなんだそうですよ。ただテオはどうやらすごいきれい好きだそうできっとこれからもずっときれいなんでしょうね。
その場にはテオの、それまでずっと送り迎えとかをしていた、お父さんがいたようでお父さんにこんなことを言ったんだそうです。
「もうこれで僕の送り迎えとかをするのは最後だね。僕がこれからは運転してあげるよ。」
さぞかしお父さんにとって嬉しいと同時に寂しいだろうなって思った瞬間、にやっとしながらテオは...
「あのさーお父さん。ってことはパブでビール飲んでいいんだよ。僕が運転できるんだからね!」



そしてそのインタビュアーを連れて自宅へ。
テオ一家はどうやらアーセナルのトレーニンググラウンドの近くにお引越ししてきたようです。その家でお父さん・お母さん、お兄さん(または弟)、そしてお姉さんとそのボーイフレンドそしてお姉さんの2人の子供、生まれたばかりのオーロラちゃんに1才のセバスチャンくんと一緒に住んでいるんだそうです。すっごい大家族だなあ。
「セブ、こっちおいで!ほら、象さんのなきごえやってごらん!じょーずでちゅねー!じゃあ次はにわとりをやってごらん...」
そういうことをやっているテオを想像するとなんか笑える...
どうやらその場にテオのガールフレンドもいたようで「私の方が運転うまいのよー!」って。でも負けず嫌いなのかなんなのかテオは「メル、キミは2回も試験を受けただろ?僕は1回で受かったんだよ、ってことで技術的には僕の方が上だね...」(セスクが聞いたら怒るでしょうねえ(爆))
そんな間にもセバスチャンくんはテオにじゃれまくってテオの足にしがみついて上に登ろうとしていたそうです。きっと将来有望なテオの足にそんなことをして許されるのはその子だけでしょうねえ。
そして結局ワールドカップに出れず同僚の選手たちや新しい代表マネージャーにも批判めいたことを言われたテオですが、とりあえずよかった点だけ考えるようにしているようです。

スベンはねちゃんと僕がトレーニングしているところを見ていてくれて、トレーニングでよかった点とかの話をしてくれたんだよ。だからよかったよ。
「経験」っていう風に考えているんだ。だから試合に出れなくても選ばれないより選ばれてよかったよ。ホリデーに行くよりドイツにいけてよかったよ。すごい経験だったよ。ワールドカップの選手たちと一緒にいれて、彼らのルーティーンワークを観て、スタジアムに行って、大きなイベントの場にいれたしね。それは僕に自信を与えてくれたし、いつか僕も大きなイベントにたくさん参加できるといいね。
技術的な点ではベッカムのクロスを見てヒントをもらおうとしたんだ。それにオーウェンのフィニッシュや、ルーニーがどれだけ試合に集中しているかってのも見たしね。シニアの選手たちはみんないい人たちばかりで若手の選手の面倒もよく見てくれたしね。特に自分がすごく若いなんて思わなかったな。

どうやらリオ・ファーディナンドとプレステのサッカー関連のゲームをやって「3−0で僕が勝ったんだよ!リオは17歳の僕に負けておもしろくなかったみたいだけどねー!」ってそりゃそーだろーよ!それからスヌーカールーニーとやって、勿論テオは勝ったんだそうですよ。ルーニーもやっぱ面白くなかったでしょねえ。あの怖い顔で睨まれなかったかい?(笑)
テオは試合に出たかった半面、出してもらえないだろうなとも思っていたそうです。

サッカーのことを真剣に考えているし、もちろん試合に出たかったよ。でも全く期待はしていなかったんだ。試合を観て、それからピッチにもあがりたかったよ、だけどなんか家でテレビで試合を観ているような感じだったね。ドイツでは試合に出れなかったけど、でもいつまでもこだわってちゃだめだよね。

どうやらポルトガルで合宿をしていた時にテオとガールフレンドがベッカムの別荘に招待してもらったそうで、テオのガールフレンドのメラニーはヴィクトリアにお洋服をもらったんだそうが、「でもデイヴィットは僕に何もくれなかったよ!!」なんてけちなやつなんだ!!(笑)でもそのかわりにアドバイスをもらったんだそうです。まあ今のテオからしたら経験豊かな選手のアドバイスの方が服なんかよりずっといいでしょうね。それにベッカムの服がテオに合うとは思わない!
そしてワールドカップの代表に選ばれ、色々と批判されたことに対してとにかく無視することにしたんだそうです。テオのご両親も無視をしようと努めたようですが、やはり時に特にお母さんはきついって思うことがあったようで、そっちの方がテオにとっては辛かったようです。まあ当然ですよね。



続きはまた後日...