影のヒーロー

(注意・かなりの画像が出てくるので見たくない人はスクロールしないように。スクロールしない限り大丈夫…なはず。)
それはアーセナルのフィジオのギャリー・レヴィン。この人の判断がエドゥをある程度落ち着かせ、そして引退の危機から救ったわけです。
まずレヴィンはこれから45分が重要と思ったわけです。が倒れているエドゥは、もうこればっかりはどうしようもないのですがこういうショック状態のときは英語を忘れて母国語で話し出すわけです。で、当然ながら英語ではなくポルトガル語で呻いていたわけです。なのですぐにジウベウトを呼んで通訳になってもらいこれからどうなるのか、どう感じるのかそして新たな痛みを感じたら手で教えてくれってのを伝えたんだそうです。
そして次にレヴィンにとって問題だったのがエドゥの向きというか位置。こういう場合は仰向きになってもらって足を伸ばしてもらうのがいいらしいのですが、エドゥは横向きで丸まっていました。なのでまず酸素ボンベを確保し、次に痛みを少しでも和らげて落ち着いてもらうために笑気ガスを確保。そして真空の添木が当てられるまで自分の手でエドゥの左足を動かないようにしてあげたんだそうです。
そしてその後病院に運ばれ、アーセナルのスタッフとも相談の結果すぐに手術が行われたんだそうです。なんでも骨が皮膚から突き出していたので感染の恐れがあるので、こういったケースでは6時間以内に手術をするのが重要なんだそうです。
この人がディアビも救い、そしてカーリングカップファイナルで顔を蹴られて倒れたテリーのことも救ったんですよね。
だからきっとエドゥも…
にしてもひとつ残念なのはこれだけ優秀なスタッフがいてもアーセナルには怪我人が…でもこの人がいなかったら怪我で試合に出れない期間がもっと長くなったりするのかなあ。