Coldplay
17歳の高校生の女の子が彼女の学校での乳がんの治療のキャンペーンのようなものをしていて
イギリスで有名なバンドコールドプレイに「キャンペーンを助けるためにサインを送ってくれないか、
それをオークションに出して集まったお金を役立てたい」っていう内容の手紙を出したんだそうです。
そうしたらコールドプレイは彼女にサイン入りのCDを送ってきたんだそうです。
- アーティスト: コールドプレイ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2002/08/12
- メディア: CD
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彼女はそれをロンドンファッションイベントに送り、オークションに出されたのですが
なんと4000ポンド(約80万円)で競り落とされたんだそうです。
それにしてもコールドプレイの人たちっていい人達なのね。
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明日はArsenal vs Spurs。ダービー戦なわけです。勿論チェルシー戦もロンドンダービー
なのだが、これはもうレベルが違う。お互いの意地と名誉とプライドがかかっているのだ。
勿論2位に転落したアーセナルにとっては落とせない試合なんだけど、そんなことを
関係なく落としちゃいけないのだ。だってスパーズだから。
スパーズアウェーをスタジアムで観戦する上で安全の為にとてもとても大事なのが
スタジアムに向かう途中アーセナルのファンの色を絶対だしてはいけない。ちょっとしたスカーフや帽子
だけをかぶったとしてもそれはスパーズサポーターに「いつでもけんかをうりにきてください」
って宣伝して歩いているようなものだから。こんな緊張感はマンU戦やチェルシー戦でも
ありえない。あちらさんのスタジアムの最寄の地下鉄の駅(っていっても歩いて20分はかるくかかる、
あ、勿論私の足でね)を降りるともう本当に緊迫した空気がただよってくるのだ。
勿論誰一人「僕はアーセナルのファンです」って格好で訴えてる人は一人もいない。
道で立ってる警察の数も多分普段のゲームよりは多いはず。少なくともハイバリーで
スパーズ戦のときはすごい数です。
だが、やがて正体はばれるわけです。アウェーの入り口が大通りを曲がってすぐの所に
あるので、スパーズのサポーターが勿論そこを通りすぎで自分達の席のゲートに向かうので
スタジアムに入る時点でばれます。そしてスパーズのサポーターから憎悪の炎に満ちた
眼差しでこちらを見て憎悪に満ちた声で罵詈罵倒をあびせてくるのです。
何年か前に初めて行ったのですが、正直言ってびっくりしました。プロレスの場外乱闘も
初めてのときはびびったけど、今思えばあれに比べたらおこちゃまです。
あんなに不特定多数の人達に本気で罵詈罵倒をあびせられたのは初めてでしたしねえ。
でもまあ一旦スタジアムの中へ入ればそこはアーセナルランド。皆ポケットからスカーフを
出したり冬であればコートを脱いでアーセナルのカラーがでてくるわけです。
そして一番大変なのが試合終了後。さすがに昨シーズンはあそこで優勝を決めたってのが
あって試合終了後あちら側のほとぼりがさめるまでアーセナルサポーターはスタジアムに
閉じ込められていたそうですが、私が行った数年前は違いました。
じゃあ、安全か?それはかなり甘いです。
その時は最初0-1で負けていたのですが、終わりに近い時にアーセナルが同点にしたので
あちらさんからしてみたら、非常におもしろくないわけです。
出口を一歩でたらあちらさんはこちらをめがけてコインやらボトルやらを投げつけていたのです。
ボトルが割れるバリンって音やコインが壁にぶつかるカキンって音やら、それはそれはすごかったです。
駅までの道すがら何人ものおそわれたであろう人達をみかけました。
とりあえず地下鉄の中でもゲームのことは全く話さず、静かにしてたわけです。
そして乗換えをする駅に着き、地下鉄を降りて乗り換えの為にのったエスカレーターで
友達がふと言った台詞が今でも忘れられません。「Welcome to Civilisation!」
Arsenal-Spursだけじゃないんですよ、こういうの。ヴィラvsバーミンガムもそれは
それは激しいですし、ある下部リーグのダービー戦ではホームサポーターがブリキを
投げつけてきたってのを聞いたことがあります。
なかなかこういうのって理解し難いんだけどでも本当にサポーターにとってはそれだけの
意味があるものなんでしょうね。
そういえば日程表をみるとわかりますが、アーセナルとスパーズ、マンUとマンシティー、
ヴィラとバーミンガム、チェルシーとフラムはどちらかがホームの日はどちらかがアウェー
になってます。これは勿論トラブルを防ぐため。
で、明日懲りずにスタジアム観戦してきます。トラブルに巻き込まれぬように一時間以上前に
スタジアムに着く努力をし、入場前に罵詈罵倒を聞くのを防ぐためヘボMP3プレーヤーで
ガンズをでかい音量で聴くという計画をたてています。これでばっちり!
- アーティスト: ガンズ・アンド・ローゼズ
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2004/10/21
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明日はお天気がよければ夜に今度こそ花火を見て、天気が悪ければ映画Finding Neverlandを観る予定。