ぬけない癖
イギリスでは皆信号を守らないのである。自己責任のような形で自分が「安全」って判断すれば渡る。結構「これは賭けかな?」って思っても渡りたい人は渡っている。なんせおまわりさんまで信号無視を平気でする国だから。
実はこれは私には非常に都合がよかった。せっかちってわけじゃないんだけど、信号待ちってどうもうざったいから。イギリスに行く前からちょくちょく信号無視はしていて、ある時は偶然その場を通りかかったパトカーの中にいた警察官から、わざわざマイクで注意されたことがある。
「そこの女の人、信号無視をしてはいけません!!」
大注目を浴びて、すごく恥ずかしかった。だからイギリスってのは、そういう点に関しては居心地がよかったのだ。
その癖がまだ体にしみついている。今日もやってしまったのだ。ただ、後ろに小さい女の子とお母さんがいたのに気がついていなかったのがまずかった。
小さいがき女の子「あっ!ママ!あの人、信号無視してる!本当はしちゃいけないんだよねー」
お母さん「そうよー。あんなことしちゃいけないのよー。○○ちゃんはいい子なんだからあんなの真似しちゃだめよー」
...「あんなの」ってそれはちょっとひどいやん(泣)
だけどやっぱちょっとは注意した方がいいんだろうな...