若手の選手を長い目でみてやって!

というのはアンリからのアーセナルサポーターの皆様へのメッセージ

17歳の時にクラブに入ってすぐ成功する選手なんてたくさんいないんですよ。1,2年苦しむ時期があるわけですよ、なかなか難しいですからね。

僕が彼らの年だった時、モナコのファーストチームに入ったりはずされたりしてきましたよ。あの頃は大変でしたよ。殆どの人が僕のことを19歳過ぎてから聞いたと思います。
だけど僕も17歳から始まったんですよ。すっごいゴールを決めて、そして人々が「あいつ誰だ?」なんて言ってたものですよ。

19歳を過ぎたくらいからもっと落ち着いてもっと大人になってゲームのことをよくわかるようになったんですよ。ペルシやレジェス、セスクやフラミニといった選手達の才能ってのは明らかにわかりますよね。彼らはジウベウトのように何年もやってる選手のレベルには達してないですよ。でも彼らに成長する時間ってのをあたえてやらなきゃね。試合でスタートした時っていうのは、自分のベストなんかじゃないんですよね。それに35歳になったとしてもまだまだ新しいことを学んだりするわけです。

選手達って言うのは意外とネットでサポーターが何を言っているかとかを読んでいたりするわけです。選手によってはメーリングリストにも入ってたりするわけです。で、サポーターって言うのは、やっぱりちょっとかみあわないパフォーマンスをみてしまうと愚痴りたくなるものですよね。でもアンリの立場からしたら自分のかわいい後輩が悪いこと言われるのはいやなんでしょうね、きっと。それでこんな発言をしたのかもしれませんね。