ローカルダービーは命がけ

元々アーセナルとスパーズのローカルダービーは因縁があるというか恐ろしいものなのですが、その関係をますます悪化させたのがソルの移籍。ソルがアーセナルに移籍した時はそれはひどかったものです。スパーズサポーターはソルの人形を作り胸のところにJudas(裏切り者)と書いてそれをつるし上げたりとか、移籍後初のスパーズアウェーの時にはスパーズサポーターがアーセナルの選手の乗っていると思っていたバスに石を投げ入れたり(でも実はそれはスパーズの関係者のバスだったんですよね。ご苦労様です)。

まあソルはソルなりに気を使って、ホワイト・ハート・レーンでリーグ優勝を決めた時はピッチで他の選手達とわーい!って喜ぶのは辞めて控え室に戻ったりとかしていたんですけどね。

まあ、あれからある程度時はたち、アーセナルもあまりいいスタートを切っていないシーズンなので少しはましかなあと思ったら、今回はソルがアーセナルのキャプテンですからね。あちらからしたらやはりソルを憎む気持ちは全く減らないわけですよ。で、今回もかなーりブーブー言われていて(テレビでもかなり聞こえましたよね)そして、試合が終わってピッチを離れる時になんかひどく野次られたそうなんです。結果として警察やら何やらからんですようで(多分人種差別的なことも言われたんじゃないかなあと)、ソルは警察やらスパーズにそれはまかせるって言っているようで、とりあえずその野次ったファンは一生スパーズをスタジアムではみれないそうです(ひょっとしたらよそのスタジアムにもいけないんじゃないかなあ)。馬鹿ですよね、その人。やりすぎたらそういうことになるのはわかりきってるはずなのに。でもそれでも気持ちを抑えられないってことなのかなあ。

そしてついでってわけじゃないけど、今回はレーマンも被害者となったようで、彼はトチの実をぶつけられたんだそうですよ。
そのせいもあってソルは警察にエスコートされながらピッチを離れたんだそうです。

大変ですよね。多分、ああいう引き分けの仕方だったから、帰り道アーセナルのサポーターの方々もかなーり気を使っていたんじゃないかと思います。大変なんですよ、ローカルダービーってのは。