アンリがなんて言ったか

ベンゲルがアンリとの話し合いのことを語っています。

ティエリは30代に入って、そしてうちが若いチームでプレーし続けるってのを知っていましたからね。フォワードの選手として彼はそんなに時間が残っていない段階に来たんですよ。それはもう完全に理解できますね。
彼がこう言ったんです。「コーチ、うちは若くてものすごく強くなるであろういいチームだってのは事実です。でも僕はこれ以上待てないんです。チームが来季とか2年後に強くなるんですか?僕にはわからないんです。でも今日決める必要があるんです。」だから彼に言ったんですよ。「ティエリ、キミの立場はよくわかるよ。私はこのチームがすぐに強くなるって信じているけど、でもキミが自分に問いかけるってのはわかるね。」そして彼は「僕は移籍したいです。」って言ったんですよ。それが移籍の理由です。デイヴィットの辞任も何らかの形で影響を与えたでしょう。ティエリの怪我ってのも原因の一部ですね。彼は状況を見てある試合のあった時期に「いや、僕らはプレミアで優勝しない」って思ったんでしょう。
チームの強さっていうのはチーム自信が信じる事にあると思うんです。一旦チームがタイトル争いをしなくなると、失い始めるんですよね。私はここで1人の選手自身の信念について語っているんです。ティエリはある時期にその信念を感じなかったのかもしれないですね。

多分それはみているサポーター側もある程度感じていたんじゃないかなあ。それにまあプライベートでも色々あったみたいだし...