ロナウジーニョなんていらない

例のロシア人の人が持ち株を更に増やしたそうですが、例え何があってもベンゲルは今までのやり方を変える気はないそうです。

自分の判断力ってのを信じないといけないし、自分が間違えるってのも知っています。いつも言っているんですがね、リラックスをした態度をとったほうがいいんですよ。右手には爆弾があって、左手には手りゅう弾があるわけです。もし間違えたら目のまで爆発する事もありますよね。
ひょっとしたら1年前だったらロナウジーニョは世界一の選手だったかもしれません。でも今日はどうでしょう。違いますね。まあそんな感じですよ。
テニスみたいな物なんですよ。3月にナンバー1になって、11月には10位になる。サッカー選手も同じです。誰かと3000万ポンドで契約して今までやってきたことを台無しにしたくないんです。で、その誰かってのは自分のところにいる選手たちより必ずしもいいってわけではないですから。スーパースターって言うのはピッチにいるどの選手よりもいいパフォーマンスをする選手なんです。誰かが3回テレビで話をしていたからっていって、それでスーパースターってわけじゃないですからね。まあ彼がどんなパフォーマンスを見せるのかですよね。
うちはチームを違うやり方で作ったんですよ。選手たちを一緒に連れてきて、教育をして、文化を与える、それが私たちのアプローチの仕方なんです。

今更レディーメイドのスーパースターをつれてくる必要なんてゼロですよねえ。きっとベンゲルはどれだけお金があっても信念は曲げないんだろうなあ。