セントレアに向かう電車

セントレア...勘弁して欲しいです。たまらなくなって初めて携帯からちらっと書いたのですが...日曜日に...朝の6時40分に...もう満席。なんで?うちの親からは「前日にチケットを買っておいたほうがいいよ」って言われてはいたのですが、でも「日曜日の早朝から空港見学する馬鹿なんているわけがない」って思っていたので買わなかったのが大きな間違い。「親の言うことはききなさい」とはよく言ったもんだって思いました。

そして朝7時の電車は人であふれまくり。一番納得いかないのは、立ち見の人達に限ってスーツケースやら大きなバックを持った人たちで、デジカメを抱えていかにも「飛行機なんかに乗りません」って人達に限って座席に座っているんですよね。それはおかしい!絶対おかしい!!!

立ちながら電車の発車を待っていると、首からデジカメをぶら下げたメガネをかけてヘラヘラしたボーズが乗り込んできて、立っている私達を横目に微笑み、そしてわざとらしく座席指定券をみながら「えっと〜、席はこっちかな」なんていいながら座席のあるほうに乗り込んで行きやがった。久々に激しい悪意を感じた瞬間でした。

そして別の数人の人達は、どうやらご近所さん同士で見学に行く手はずを整えていたようで、座席のあるところで「あ〜らぁ、おはようございますう」なんて挨拶がとびかっていたりとか...殴りかかりたい衝動を抑えるのにとてもとても苦労しました。なんとか抑えることができた自分を褒めてやりたいくらいです。

ところでその電車に乗るのには「乗車券」のほかに「特急券」がいるのですが、立ち見の客は「特急券」は車内で買うように言われました。私の立っていた場所はどうやら一番最後に車掌が現れ特急券の金額を請求しに来たようだったんです。

たくさんの人が特急券のお金を用意する中、私の隣でスーツケースに座り込んでいた旅慣れている感じのおじさんが、いかにもふてくされながら1万円札をつきだして車掌がその人に請求してくるのを待っていたんです。「ああ、このおじさん、すっごく不満なんだな」って思ったときにふっとひらめいたんです。

私も一緒になって一万円札をつきだし待っていると、車掌が「お客様、細かいお金はお持ちじゃないですか?」

おじさん・私「ありませんね」


そして私とおじさんは特急券のお金を払わずに電車に乗ったのでした。ざまーみろ!