吹き替えか字幕か

ちょうどイギリスを去る日に運悪くハリーポッター4の公開日でくっそーって思っていたんですが、ひょっとしたらスイスで観る機会があるんじゃないかって思ってそのことを友達に言ったら「でも、吹き替えの可能性が高いよ」とのこと。友達が言うには特にフランス、イタリア、スペインなどではほとんどの映画が吹き替えなんだそうです。
理由は2つあって、まずひとつめは字幕が映像の邪魔になること。まあこれはわからないでもない。2つ目の、そして最大であると思われる、理由が「自分の国の言葉を守る為」なんだそうです。
うーん、でもなあ。勿論声優さんたちも最大限の努力をして役作りをしているとは思うんだけど、私は多少スクリーンに邪魔が入っても字幕でみたい。だって台詞の言い方ひとつにしても(声の出し方とか)、その俳優さんなり女優さんなりの気持ちが籠められていると思うから。
まあ吹き替えの方がいい映画もありますよね。例えば「ニモ」とかディズニー系の、誰でもOKといいながらメインのターゲットが子供の映画の場合は吹き替えが絶対に必要だと思うんですけどね。
ちなみにあちらでハリポタをみようと思った理由はまず待てなかったこと(笑)と、日本の場合映画の最終回が結構早いので働く身としてはなかなかつらいし多分名古屋駅まで行かないとみれないんじゃないかって思ったから。怠慢なんだけど、栄が主な遊び場の綿費には名古屋駅まで行くのめんどうなんだもん(えらくローカルな話題でごめんなさい)。
で、最終的には字幕のハリポタをベルンでみたわけですが(ちなみにベルンはドイツ語圏。だからきっと大丈夫なんじゃないかって思ったわけです)、その字幕というのが多国語をあやつる国だけあってフランス語とドイツ語の字幕が出ているというなんともにぎやかなものでした。
そして映画はどうだったかというと、上映時間が3時間くらいあったせいか途中で無理矢理ブチッて切られて気分わるー、でした。これだったら名古屋駅に行ったほうがよかったよ。我慢ができないそしてそのうえ怠慢なゆえにばちがあたったのかもしれません。