エトー

サラゴサ戦でエトーサラゴササポーターから激しいモンキーチャントをされたんだそうです。

サラゴサのサポーターは僕をサルのように扱ったんだ、だから僕がゴールを決めたときサルのように踊ってやったよ。

そして76分のコーナーのときにミサイルを投げられたのでエトーはピッチから去る、という選択を取ったそうです。これは正しい選択でしょう。あまりにもひどい場合は選手にだってそういう選択があたえられてもいいと思います。
それに対してサラゴサのコーチがこんなコメントを残したわけです。

それはマイノリティーの人々のやったことで、勿論それに気づかなきゃいけないけど、そんなマイノリティーに対してそんなに注目を向けることもないでしょう。すべてのスタジアムで起こっていることですからねえ。ノウ・カンプでも聞いたことがありますよ。

そうかなあ。もしそれがはじめてだったらそんな奴もいるんだろうって思えるのかもしれないけど、そういうのって積み重ねでうんざりした結果なんじゃないの?
ロナウジーニョなどはなんとかエトーを「あんな馬鹿な奴らよりお前はでかい人間だろ?」ってなだめようとはしたらしいです。
でも私はサラゴサのエベルトンのコメントがすべてを語っているような気がしてなりません。

最終的にはアフリカ人の選手はスペインでプレーしたがらなくなるだろうね。僕はドイツでプレーしてたときこんなことなかったけど、スペインじゃすべてのグラウンドでこんなことがあるんだから

追記:訳し忘れをしました、申し訳ないです。去年の11月にインテルメッシーナの試合でも似たようなことがあり、メッシーナのDFマルク・ゾロがやはりかなり追い詰められてピッチから去ろうとしたとの事です。